
カワサキモータースジャパンは、大型スポーツバイク『メグロK3』を10月29日に発売する。日本の大型スポーツバイクの歴史を紡ぐカワサキのコメモラティブモデルだ。
存在を誇示するエンジンやタンクの形状、そしてホイールやシートがバランスよくまとめられたフォルムは、「スポーツバイクメーカーとして日本初のブランドとなった『メグロ』の歴史を引き継いだ」カワサキの“誇り”であり、「伝統を決して途絶えさせない」という“決意”の表れだ。
カワサキは、時の移り変わりに影響されない絶対的な価値観がある、という。そして、モーターサイクル黎明期と現代とをつなぐメグロK3がそのひとつである、と。スタイリングは往年の「メグロ」ブランドを押し出しながら、先進の技術を投入した。
その代表的な部品と言えるのが、銀鏡塗装とハイリーデュラブルペイントとを組み合わせた、フューエルタンクの表面処理だ。普遍的な美しさを追い求めた設計だ、とカワサキはいう。ベベルギアが際立つ、360°クランクシャフトを備えた空冷バーチカルツインエンジンは、「パワフルな性能と、豊かな鼓動感、心躍るサウンド」を謳う。排ガス規制はEuro4に適合し、現代に求められる排ガス性能も対策されている。






















