GMは10月6〜7日、米国で開催した投資家向けイベントにおいて、全車電動化に移行する中で、2025年までに米国におけるEV市場シェアでリーダーになる目標を発表した。
GMはすでに、2025年までにEVとAV(電動自立走行車)に350億ドルを投資し、30車種以上の新型EVを世界市場に投入する計画を発表している。
GMは2025年までに米国におけるEV市場シェアでリーダーになることを目指すとともに、内燃機関エンジン搭載車からの利益を拡大する計画。GMの成長の原動力となるのは、自社開発したモジュール式EVプラットフォーム「アルティウム(Ultium)」だ。GMによると、共通化した拡張可能なバッテリーパックを使用して、非常に魅力的で幅広いEVラインナップを構成することが可能になるという。
アルティウム搭載のEVには、3万ドル前後で販売されるシボレーブランドのクロスオーバー、ビュイックのクロスオーバー、シボレー、GMC、ハマーEVのピックアップトラックなどの量産車のほか、新たに投入されるキャデラックのEV、『リリック』や『セレスティク』なども含まれる。これにより、テスラを追撃する。
またGMは2030年までに、北米と中国の生産拠点の50%以上でEVを生産できる体制にする計画だ。さらに、米国の施設での再生可能エネルギー100%調達を5年前倒しし、2025年までの実現を目指す、としている。
GMがテスラ追撃、2025年までに米EV市場でトップシェア目指す
2021年10月11日(月) 16時30分
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