カワサキ Ninja H2 SX SE(2019年)《写真提供 川崎重工》

川崎重工は7月30日、カワサキ『Ninja H2 SX』など3車種について、リアホイールに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。

対象となるのは、Ninja H2 SXのほか、『Ninja H2 SX SE』、『Ninja H2 SX SE+』の計3車種で、2018年1月10日〜2020年3月27日に製造された2178台。

対象車両はリヤホイールのニードルベアリングにおいて、グリース塗布作業が不適切なためグリース量が少ないものがある。そのため、ニードルベアリングが潤滑不良となり破損し、最悪の場合、リヤホイールがロックし走行不能となるおそれがある。

改善措置として、全車両、ニードルベアリングを新品に交換しグリースを塗布。関連部品に損傷があれば交換をする。

不具合は4件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

改善箇所《写真提供 国土交通省》 対象車両《図版提供 国土交通省》