ゼンリンは7月19日、長崎市と包括連携協定を締結したと発表した。「長崎市観光マイクロMaaS」の実証実験を2021年度に開始する。
協定を通じて、長崎市が抱える地域課題の解決に取り組み、活力があり、個性豊かな地域社会の形成と持続的な発展に寄与することを目指す。ゼンリンがこうした協定を締結するのは初めて。
第1弾として実施する「長崎市観光マイクロMaaS」は、長崎市が持つ地形・歴史・文化をつなぐことでストーリー化する周遊ルートの整備や、街歩きのための公共交通を便利に利用するための機能を開発、スマートフォンアプリで提供するもの。2021年度に実証実験を実施する。長崎市における移動の楽しさ、便利さを定着させ、長崎市に人を呼び込むことを目指す。
また、安全・安心な暮らしの実現や教育環境の充実、デジタル化推進などでも協力していく。
ゼンリン、長崎で観光マイクロMaaSを実証実験へ---市と包括連携協定
2021年07月22日(木) 11時00分