オペル・モッカe とミヒャエル・ローシュラーCEO《photo by Opel》

オペル(Opel)は2028年から、欧州市場でEVのみを販売する。7月9日、オペルが発表した。

オペルは現在、ステランティスの傘下にあり、大規模な電動化攻勢に取り組んでいる。オペルのラインナップにおける電動モデルは、2021年現在で9車種。すべてのラインナップに、2024年までに電動モデルを設定する計画だ。

その後、欧州では2028年から、オペルはEVのみをラインナップするEVブランドになる。また、世界最大の新車市場の中国への再参入も計画されており、中国でもオペルはピュアEVブランドに位置付けられるという。

また、オペルは、初代モデルが1970年に発表された『マンタ』を復活させる。オペルは新型マンタをEVとして復活させ、2020年代の半ばまでに量産化する計画だ。

オペルのミヒャエル・ローシュラーCEOは、「自動車産業の未来は電気であり、オペルはその一部。オペルを再構築し、若くてグリーンでグローバルなブランドに変身させる」と述べている。

オペル・マンタe コンセプト のイメージスケッチ《photo by Opel》 オペルの電動化戦略《photo by Opel》 オペル・マンタA(初代)《photo by Opel》 オペル・マンタB(2代目。レース仕様)《photo by Opel》