
メルセデスベンツは6月30日、大型トラックの『アクトロス』のEV、『eアクトロス』(Mercedes-Benz eActros)の市販モデルをワールドプレミアした。
アクトロスのEVはeアクトロスと命名された。リアアクスルのホイールハブの近くに2個のモーターを搭載しており、2個のモーターは合計で最大出力544hpを引き出す。
バッテリーは複数が用意されるが、最大で蓄電容量420kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載することができる。1回の充電での航続は、最大400kmの性能を備えている。
バッテリーの充電には、出力160kWの急速チャージャーが利用できる。この場合、バッテリーの8割の容量を充電するのに、およそ1時間で済むという。
なおメルセデスベンツは2021年秋から、ドイツのヴェルト・アム・ライン工場において、eアクトロスの量産を開始する予定、としている。






