開発中の新型車両。これをベースに生産車両が決定されると予想される

出光タジマEVは、開発中の超小型EVのロゴマークとエンブレムデザインについて、6月8日より公式サイトで一般公募を開始した。日本最大級のコンテスト情報サイト「登竜門」でも告知している。

出光興産とタジマモーターは超小型EVなどの次世代モビリティおよびサービスの開発を行う「株式会社出光タジマEV」を2021年4月に設立した。超小型EVのボディサイズは全長2495mm×全幅1295mm×全高1765mm。最高速度は60km/h以下で、航続可能距離は120km前後を想定。2022年にも出光のSSネットワークを通して販売していく計画だ。

出光タジマEVは超小型EVを核とした、全く新しいカテゴリーのモビリティの提供を通して、移動に関わる地域課題の解決を目指している。開発中の超小型EVは、免許返納に悩んでいる高齢者や、運転に不慣れな人にも安心して利用できる、低速で小回りが利く、近距離移動に特化した次世代モビリティ。地域課題の解決に資する新しい移動体験を、地域の人々と一緒に作り上げるという想いのもと、新型車両のロゴマークとエンブレムデザインを一般公募する。

応募期間は6月8日から7月20日まで。8月中に最優秀賞、優秀賞各1名を発表。最優秀賞に30万円、優秀賞に10万円を贈呈する。

出光タジマEVが超小型EVのロゴとエンブレムデザインを募集《写真提供 出光興産》