EPSイメージ《画像提供 ジェイテクト》

ジェイテクトは5月19日、2030年の目指す姿の実現に向けて、長期・中期経営計画を策定したと発表した。

ジェイテクトでは、2030年までの10か年を、3年、3年、4年の3期に分け、第一期中計期間にあたる2021〜2023年度は、体質強化に注力。初年度となる2021年を、「ジェイテクトReborn元年」として位置付け、低収益体質から脱却し強いジェイテクトを取り戻すために、同社の強みを十分に生かし、トヨタグループおよびジェイテクトグループ間の協業・連携に取り組んでいく。

2021〜2023年度は、価格・性能・品質・対応力の全てにおいて競争力を強化するとともに、競争力のある次世代EPS(電動パワーステアリングシステム)開発など、良品廉価の追求により得たキャッシュを成長領域へ投入。2023年度損益分岐点売上高比率80%(2019年度売上高比)、事業利益1000億円を目指す。