アウトモビリ・ピニンファリーナ・バッティスタ のプロトタイプ《photo by Automobili Pininfarina》

アウトモビリ・ピニンファリーナ(Automobili Pininfarina)は5月13日、EVハイパーカーの『バッティスタ』が、「Electrifying.com」からエレクトリックドリームカー賞を受賞した、と発表した。

アウトモビリ・ピニンファリーナは、イタリアのデザイン工房、ピニンファリーナの親会社であるインドの大手自動車メーカーのマヒンドラ&マヒンドラ(マヒンドラ)が立ち上げた新ブランドだ。その最初の市販車が、EVハイパーカーのバッティスタ。バッティスタとは、ピニンファリーナの創設者のバッティスタ・ファリーナ(Battista Farina)氏に敬意を表すネーミングとなる。

バッティスタのEVパワートレインは、4個のモーターを搭載し、合計で最大出力1900hp、最大トルク234.5kgmを引き出す。パワフルなモーターが4輪を駆動し、トルクベクタリング機能も採用した。0〜100km/h加速2秒以内、0〜300km/h加速12秒以内、最高速350km/hの性能を発揮する。

また、5種類の走行モードが切り替えられる。5 つの走行モードは、「Calma」、「Pura」、「Energica」、「Furiosa」、「Carattere」だ。リチウムイオンバッテリーはセンタートンネルとシート後方に、T字型にレイアウトされ、蓄電容量は120kWh。1回の充電での航続は、およそ450kmの性能を備える。バッテリーは急速充電に対応している。

このバッティスタが、Electrifying.comからエレクトリックドリームカー賞を受賞した。Electrifying.comは英国に本拠を置き、EVやハイブリッド車など電動車を専門に取り扱うメディアだ。

同メディアはバッティスタについて、「バッティスタは、EVがガソリン車よりもエキサイティングであることをEV否定論者に納得させる車。他のEVハイパーカーの多くが、投資家の注目を集めるための図面と数字しかない車だが、バティスタは、私たちが約束したすべてのことを実行する本物の車」と評価している。

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