(イメージ)《写真提供 トヨタ自動車》

トヨタ自動車は4月28日、各領域で行われている環境技術開発の資源を集約して「カーボンニュートラル先行開発センター」を新設すると発表した。

2050年のカーボンニュートラルを目指す宣言が世界各国で打ち出され、自動車産業でもカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを強く求められている。

トヨタでは、カーボンニュートラル実現という目標に向けてCO2削減を加速するため、先行開発を担う現場を含めて、各領域で行われている環境技術開発のリソーセスを集約し、新たにカーボンニュートラル先行開発センターを設立する。

センター長は海田啓司パワートレーンカンパニーのエグゼクティブバイスプレジデント兼GAZOOレーシングカンパニーのHV開発担当が務める。

カーボンニュートラル先行開発センターは、電動車の革新的効率向上に関わる技術開発、新電池開発推進、太陽光をはじめとする再生可能エネルギーの活用推進、カーボンニュートラル燃料の様々な活用促進などの役割を担う。

トヨタグループや国内外の産学官と連携を深めることで、カーボンニュートラル実現に向けたチャレンジとスピードアップを推進するとしている。