東京・羽田空港で警備に使用されているセグウェイ《hoto by Carl Court/Getty Images News/ゲッティイメージズ》

警察庁は4月16日、内閣総理大臣が指定する特殊な構造を持つ自動車に搭乗型移動支援ロボットに一部追加し、国家戦略特別機域内で一部作業について『セグウェイ』を普通運転免許で公道での運転が可能にすると発表した。

今回、内閣総理大臣が指定する特殊な構造を持つ自動車に、国家戦略特区内で道路交通法の規定による許可を受けて行われる作業で使用される搭乗型移動支援ロボットのうち、自動車に区分されるものを一部追加する。

東京ガスは、ガス漏洩検知器を付けたセグウェイで実施するガス漏洩検査で、埋設されているガス導管に沿って歩道や車道などの公道を通行できるようにすることを提案している。

これに対応し、国家戦略特区でセグウェイを使った道路使用許可を受けた作業しやすい環境を整備する。セグウェイは現行の道路交通法上「普通自動二輪車」だが、警察庁は、普通運転免許で運転が可能となる「小型特殊自動車」として扱うため、内閣総理大臣が指定する特殊な構造を持つ自動車に搭乗型移動支援ロボットの一部を追加する。

パブリックコメントを実施した上で6月に公布する予定。

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