GMのアプリベースのナビゲーションシステム、「Maps +」《photo by GM》

GMは4月12日、アプリベースのナビゲーションシステム、「Maps +」を米国市場で発表した。

Maps +では、これまでナビゲーションシステムが組み込まれていなかった車両でも、音声アシスタント、ナビゲーション、アプリなど、コネクティビティの最新機能が利用できるようになる。また、すでにナビシステムが搭載されている車両では、機能のアップグレードが無線で行える。

Maps +は、さまざまな車両のハードウェアを視野に入れながら、ドライバーのニーズと好みを満たすために開発された。ドライバーは、アマゾン「アレクサ」の音声コントロールでMaps +を立ち上げたり、システムに組み込まれたオーディオアプリを使用して、音楽やポッドキャストなどを聴いたりすることができる。

また、検索機能により、興味のあるポイント、ショップ、レストラン、駐車場などに直感的にアクセスできるという。Maps +は、速度制限警告や、燃料残量を検知してドライバーを近くのガソリンスタンドに誘導する機能も備えている。

Maps +は、GMのコネクテッドカーの無線更新機能を活用して、車両にダウンロードされる。Maps +は、2018年モデル以降のシボレー、ビュイック、GMC、キャデラックの各ブランド車が対象で、2021年末までに、車載ナビシステムのアップグレードが行われる予定だ。まずは4月30日、約90万台の車両への展開を開始する、としている。