グーグル「AndroidAuto」に対応したTomTomのオンラインコミュニティ付きナビアプリ「TomTomAmiGO」《photo by TomTom》

デジタル地図サービスを手がけるオランダのトムトム(TomTom)は4月7日、欧州市場において、グーグルの「AndroidAuto」で「TomTomAmiGO」が利用可能になった、と発表した。

これにより、グーグルの「Android」搭載スマートフォンを使用しているドライバーが、Android Autoに対応する車載インフォテインメント画面で、TomTomAmiGOを表示できるようになった。

TomTom AmiGOは、オンラインコミュニティを中心とした無料のナビゲーションアプリだ。ドライバーは、道路で起きた出来事を報告して共有したり、ルート案内やガイダンスを利用したり、自動速度取締機や危険な場所、渋滞、道路の通行止めなどについて、リアルタイムで警告を受け取ったりすることができる。欧州では、無料で使えて、広告が表示されず、すっきりとしたデザインがユーザーに評価されているという。

ユーザーは、交通渋滞や自動速度取締機を見つけた時、アプリをタップすることで情報を共有して、お互いを助け合うことができるという。TomTomAmiGOとAndroidAutoの互換性により、より多くのユーザーが、より速く、より安全に目的地に到達できる、と自負する。

TomTomAmiGO はサードパーティとしては、グーグルのAndroidAutoに対応する最初のナビゲーションアプリのひとつとなった。TomTomAmiGOは、Google PlayやApp Storeを通じて、無料でダウンロードできる、としている。