日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティ(Infiniti)は4月2日、2021年第1四半期(1〜3月)の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は1万9071台。前年同期比は25.4%減だった。
全販売台数1万9071台の内訳は、乗用車が前年同期比24.6%減の4988台と減少傾向にある。ライトトラック(SUV)も25.6%減の1万4083台と、引き続き落ち込んだ。
セダン系では、主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』に相当)が4302台。前年同期比は22.8%減と減少傾向にある。2ドアスポーツクーペの『Q60』も、26%減の686台と減少する。
ライトトラックでは、主力の小型SUVの『QX50』が6425台を売り上げ、前年同期比は54.1%増と大幅増。新型投入を控えた中型SUVの『QX60』は3315台にとどまり、前年同期比は63.4%減と後退した。最上級の大型SUVの『QX80』も、22.4%減の4342台と落ち込む。
インフィニティの2020年の米国新車販売台数は7万9502台。前年比は32.5%減と、3年連続のマイナスとなった。
インフィニティ米販売、小型SUVが54%増と好調 2021年第1四半期
2021年04月05日(月) 15時45分
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