アキュラ MDX 新型(北米仕様)《photo by Acura》

ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラ(Acura)は4月2日、2021年第1四半期(1〜3月)の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は3万7888台。前年同期比は32.8%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。

全販売台数3万7888台の内訳は、乗用車が9288台で、前年同期比は10.1%増とプラスに転じた。SUVは2万8600台を売り上げ、前年同期比は42.3%増と2年ぶりに前年実績を上回った。

セダン系では、スポーツセダンの『TLX』が、6141台を販売。前年同期比は12%増とプラスに転じる。『ILX』は2986台を売り上げ、前年同期比は8.9%増と回復した。最上級車の『RLX』(日本名:ホンダ『レジェンド』に相当)は144台。前年同期比は17.7%減と、引き続き減少する。

SUVでは、ミドルクラスの『MDX』が、新型投入の効果により、前年同期比90.0%増の1万6988台と大幅に増加した。コンパクトクラスの『RDX』は1万1612台。前年同期比は4.1%増と、堅調だった。

スポーツカーでは、『NSX』が17台を販売。前年同期比は50.0%減と落ち込んでいる。

アキュラの2020年の米国新車販売台数は13万6983台。前年比は13%減と、2年連続で前年実績を下回っている。

アキュラ RDX(北米仕様)《photo by Acura》 アキュラ TLX (北米仕様)《photo by Acura》 アキュラ ILX(北米仕様)《photo by Acura》 アキュラ NSX(北米仕様)《photo by Acura》 アキュラ RLX(北米仕様)《photo by Acura》