マツダMX-30 EVモデル《写真撮影 中野英幸》

経済産業省と環境省は3月26日、2020年度第3次補正予算の「災害時にも活用可能なクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金」の申請受付を同日に開始したと発表した。

経済産業省では「電気自動車(EV)・燃料電池自動車(FCV)」と、「充放電設備/外部給電器」をセットで導入する個人を支援する。また、環境省では、「再生可能エネルギー100%電力を調達」することを前提に、「電気自動車・燃料電池自動車等」を購入する個人、民間事業者(中小企業)、地方公共団体を支援する。

これら補助金の申請受付を事業実施者である次世代自動車振興センターで開始した。

EV・FCVと充電器のセットの補助は、EVが上限60万円、プラグインハイブリッド車が上限30万円、FCVが上限250万円。充放電設備の設備費は半額補助で上限75万円、工事費は定額で上限40万円を補助する。外部給電器の設備費は3分の1で上限50万円。

100%再エネの補助はEVが上限80万円、プラグインハイブリッド車が上限40万円、FCVが上限250万円。充放電設備の設備費は半額補助で上限75万円(個人・法人共通)、工事費が定額補助で上限40万円(個人)または上限95万円(法人)。外部給電器の設備費は3分の1補助で上限50万円。