電源キット「Re-Q」のロゴ《画像提供 あいおいニッセイ同和損害保険》

トヨタ自動車九州や豊田通商などは3月22日、福岡県宮若市と地域防災力向上に関する連携協定を締結したと発表した。

協定で活用する予定のハイブリッドカーからの電力供給を可能にする電源キット「Re-Q(リキュー)」の1号機を、宮若市に全国で初納入した。トヨタの30型「プリウス」に「Re-Q」を設置することで電力供給を可能にする。

「Re-Q」を自治体で活用してもらう第1号としてトヨタ九州の本拠地である福岡県宮若市と、トヨタ九州、豊田通商、あいおいニッセイ同和損害保険、福岡トヨタの4社は「地域防災向上に関する連携協定」を締結。協定に沿って、災害発生時には、福岡トヨタを主窓口として電源キット「Re-Q」や「Re-Q」対応車両を提供する。

「Re-Q」は3月22日の福岡県で販売を開始したのに続いて今後、販売地域を全国に拡大する。