2021スーパー耐久開幕戦《撮影 益田和久》

2021シーズンのスーパー耐久シリーズがツインリンクもてぎで開幕し、3月20日に行われた公式予選では、No.16 PC Okazaki 911 GT3Rが総合ポールポジションを獲得した。

昨年は変則的なスケジュールで開催され、今年1月に最終戦が開催される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の影響で、中止となった。

そこから約2カ月のインターバルを経て、早くも2021シーズンがスタート。今年からオフィシャルタイヤサプライヤーがハンコックとなり、各チームとも少ないシーズンオフの間にテストを重ねて、開幕戦の舞台となるツインリンクもてぎにやってきた。

また今シーズンから新しい車両も続々と登場。ST-Xクラスではマクラーレン『720 GT3』が久しぶりの登場をしたほか、GT4車両で争われるST-Zクラスは、トヨタ『GRスープラ GT4』が4台エントリーし、同クラスは15台で争われることとなった。

またST-1クラスには、日本のレース初登場となるKTM『GT-X』も登場するなど、昨年とは違った顔ぶれとなった。

曇り空のドライコンディションで行われた予選。最高峰のST-Xでは、昨年スポット参戦だった16号車のポルシェ『911 GT3R』が速さをみせた。まずはAドライバーの永井宏明が1分50秒977でライバルを圧倒すると、Bドライバーの上村優太が唯一1分50秒を切る走りをみせ、1分49秒697をマークした。両者のタイムを合算した総合結果で、2番手以下に約2秒の大差をつけ、ポールポジションを獲得した。2番手にはNo.777 D’station Vantage GT3、3番手にはNo.290 Floral UEMATSU FG 720 GT3がつけた。

この他、ST-ZクラスはNo.47 D’station Vantage GT4、新設されたST-QクラスはNo.28 ORC ROOKIE Racing GR SUPRA、ST-1クラスはNo.2 シンティアム アップル KTM、ST-2クラスはNo.32 ORC ROOKIE Racing GR YARIS、ST-3クラスはNo.52 さいたまトヨペットGB クラウン RS、ST-4クラスはNo.310 GRGarage水戸インターGR86、ST-5クラスはNo.456 odula Star5 Roadsterが、それぞれクラスポールポジションを獲得した。

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