安全囲い等飛来防止器具の使用《図版提供 日本自動車タイヤ協会》

日本自動車タイヤ協会は3月15日、2020年空気充てん作業時及び空気補充時の事故調査結果を発表。空気充てん作業時に2名が死亡、13名が重軽傷を負っていたことが明らかになった。

調査結果によると、2020年中の空気充てん作業時の事故は前年比5件増の38件。空気補充時の事故報告は1件だった。そのうち、安全囲い等を使用していなかったケースは18件で、全体の約半数を占めた。また、死亡事故2件ともに安全囲いは使用していなかった。

同協会では事故防止のため、空気充てん作業者の特別教育受講や、エアコンプレッサーの適正な圧力調整、安全囲い等飛来防止器具の使用など、注意を呼びかけている。