アプリリア・トゥオーノ660《写真提供 ピアッジオグループジャパン》

ピアッジオグループジャパンはアプリリアの新型スポーツネイキッド『トゥオーノ660』の日本市場導入を発表、3月9日より予約受注を開始した。

トゥオーノ660は、新型スポーツバイク『RS660』をベースとするネイキッドスポーツバイク。サーキットも楽しめる卓越した走行性能を備えつつ、ワイドハンドルバーを採用したアップライトなポジション、自然で快適な乗り心地で、ストリートや日常でも扱いやすいモデルとなっている。

スタイリングは、トゥオーノファミリーと同じアグレッシブでスポーティなデザインを採用。RS660同様、風洞における詳細な研究から生まれたダブルフェアリングを備え、一般的なスポーツネイキッドバイクにはない優れた防風性と、正確で高いレスポンス性を実現している。トップフェアリングには、2つのメインライトを囲むように配置されたDRLが特徴のトリプルLEDヘッドライトを装備。トワイライトセンサーにより、ロービームが自動的に点灯する独自機能を備える。

ライトウェイトにこだわったトゥオーノ660は、ダイキャストアルミニウムのフレームとスイングアームにより高い質感と構造を実現。RS660と異なる高いポジションのハンドルバーやシャーシのディメンション、フォークプレートのオフセットの違いにより、優れたコントロール性、反応性、機敏なハンドリングを実現する。足回りは41mm径のインナーチューブを備えたKYB製アジャスタブル倒立フロントフォークとモノショックアブソーバーの組み合わせ。ブレーキシステムはブレンボ製で、フロントはラジアルマウント対向4ピストンキャリパーと320mm径デュアルディスク、 リアは2ピストンタンク一体型マスターシリンダーと220mm径ディスクを装備し、優れた制動力を発揮する。

パワーユニットは軽量コンパクトでパワフルな新設計のパラレルツインエンジンを搭載する。パワフルなアプリリアV4の構造理念や基本的な技術コンセプトを継承。270°の点火タイミングによってライダーが望むキャラクターと迫力を演出し、最高出力はRS660の100HPからやや抑えた95HPを発生する。また、エンジンはスウィングアームの軸受け要素としても使用され、コンパクトサイズと軽量化にも寄与している。

トゥオーノ660のもう一つの特徴は、クラス最高レベルのパフォーマンスと安全性を実現する電子制御システムだ。ライド・バイ・ワイヤ電子制御スロットルにより、トラクションコントロール、ウィーリーコントロール、エンジンブレーキコントロール、ABS、エンジンマッピング等をAPRC電子制御システムが総合的に管理。5つのライディングモード(3つはストリート用、2つはサーキット向け)を搭載し、さまざまなライディングニーズに最適なセッティングを容易に行うことができる。

コックピットには、Road(公道)とTrack(サーキット)の2種類の表示が可能なカラーTFTデジタルインストルメントパネルを搭載。オプションのアプリリアMIAシステムを装着すれば、ハンドルバーでの操作で音声アシスタントや通話、音楽を管理するインフォテイメントシステムやナビゲーション機能を利用できる。

カラーバリエーションは、コンセプトブラック、イリジウムグレー、アシッドゴールドの3色を設定。価格は130万9000円。6月頃(アシッドゴールドは9月頃)より順次出荷予定。

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