アストンマーティンの新型SUVのティザースケッチ《photo by Aston Martin》

アストンマーティン(Aston Martin)は2月25日、2020年通期決算のデジタルプレゼンテーションにおいて、パートナーのメルセデスベンツの技術を導入しながら、2023年までに新型車10車種以上を発売すると発表した。

この新型車のうちの1台が、アストンマーティン初のSUVとして2020年に発売された『DBX』に続くブランド第2のSUVだ。DBXには、4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載。すでに、スポーツカーの『ヴァンテージ』や『DB11』にも搭載されているこのV8エンジンは、DBX用にさらに性能が引き上げられており、最大出力は550ps、最大トルクは71.4kgmを引き出す。

トランスミッションは9速ATだ。アクティブ・セントラル・ディファレンシャルとエレクトリック・リアLSD(eデフ)を備えた4輪駆動システムに合わせて、調整されている。これにより、車両の前後および左右のリアアクスル間で、トルクを正確に配分することができる。DBXは0〜100km/h加速を4.5秒で駆け抜け、最高速は291km/hに到達する。

このDBXに続く新型SUVを、アストンマーティンは計画している。アストンマーティンによると、新型SUVはDBXのプラットフォームをベースとし、アストンマーティンのラインナップを拡大するという。

アストンマーティンは、この新型SUVのティザースケッチを公開した。2021年第3四半期(7〜9月)以降に発表する予定、としている。

アストンマーティン DBX《photo by Aston Martin》 アストンマーティン DBX《photo by Aston Martin》 アストンマーティン DBX《photo by Aston Martin》 アストンマーティン DBX《photo by Aston Martin》 アストンマーティン DBX《photo by Aston Martin》 アストンマーティン DBX《photo by Aston Martin》 アストンマーティン DBX《photo by Aston Martin》