京都駅《写真提供 写真AC》

京阪バスは2月24日、関西電力、ビーワイディージャパンと共同で、電気バスの利用による燃料や整備コスト削減に向けて、業務提携したと発表した。

今後、電気バス運行に関する課題と最適充電などについての研究も含め2021年度から5年間、実証運行を実施する。まず2021年から京都駅と京阪電車七条駅、梅小路を結ぶ路線バス「ステーションループバス」を運行する4台全車両をBYD製小型電気バス「J6」とする。複数台で運行する路線バスの一路線全ての車両を電動化するのは日本で初めて。

路線は国際観光都市京都の玄関口であるJR京都駅周辺を走行するため、電気バスを導入することで京都市民、観光客へのカーボンニュートラルに向けた機運を醸成する。

電気バスの実証運行では、軽油から電気へのシフトに伴う燃料コスト削減効果を検証する。

ステーションループバスの運行経路《画像提供 京阪バス》