フォード・マスタング・マッハE(欧州仕様)《photo by Ford Motor》

フォードモーター(Ford Motor)は2月17日、2030年までに欧州の乗用車の全ラインナップをEVにすると発表した。

フォードモーターはこの2年間、欧州事業の変革に取り組んできた。構造コストの10億ドルの削減、不採算市場への対応、顧客中心のターゲットを絞った車両ラインナップの構築、成長を促進するための提携、などを進めてきた。その結果、欧州事業全体の収益性のレベルが向上したという。

フォードモーターはまず、2026年の半ばまでに、欧州における乗用車の全ラインナップをEVまたはプラグインハイブリッド車(PHV)に置き換える。その後、2030年までに、欧州の乗用車の全ラインナップをEVにすることを目指す。

フォードモーターは欧州の電動化に合わせて、欧州フォードの本拠地のドイツ・ケルン工場の改修に、10億ドルを投資する。この投資により、既存の組み立て工場を、EV専用の「フォードケルン電動化センター」に一新する。

フォードモーターはフォードケルン電動化センターにおいて、2023年から欧州の顧客向けの最初のEVを生産する計画だ。2車種目のEVを製造する可能性についても、検討していく。

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