ベントレー(Bentley)は1月5日、2020年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は、8年連続で1万台を超えて、過去最高の1万1206台。前年比は2%増とプラスを維持した。
市場別実績では、最大市場の北米が、前年比4.2%増の3035台と引き続き増加した。ベントレーの世界販売のうち、27%が北米市場で販売された計算だ。
中国は第2位で、2880台を販売。前年比は48%増と、回復を果たした。3位の欧州は、前年比17.9%減の2193台とマイナスに転じた。地元の英国も、22.3%減の1160台と後退している。
中東は、前年比13.8%減の735台と、2年連続のマイナス。アジア太平洋地域は、前年比6%増の1203台と回復した。このうち、日本では463台を販売した。前年比は12%減と、3年ぶりに前年実績を下回った。
車種別では、『コンチネンタルGT』と『コンチネンタルGTコンバーチブル』が、それぞれ世界販売の24%と15%を占め、トータルで39%を占めたコンチネンタルGTシリーズがベントレーで最も売れたモデルに。SUVの『ベンテイガ』は、従来型の在庫が不足したことと、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の世界的大流行よって、改良新型の市場投入が遅れたことが響いたにも関わらず、単独モデルとしての販売台数は引き続きトップで、全体の37%を占めた、としている。
ベントレー世界販売が過去最高、日本は3年ぶりに減少 2020年
2021年01月08日(金) 16時00分
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