「走行軌跡から作成したコースに対する案内」機能を実装《写真提供 昭文社ホールディングス》

昭文社ホールディングスと子会社のマップルは、低コストかつ簡単導入の業務用カーナビパッケージ「配走ヘルパー」を2021年1月18日より発売する。

新製品は、物流、配送、回収業者向け業務用カーナビアプリケーションパッケージ「かんたんビジネスナビ」シリーズの第1弾。低コストかつ便利で安心、効率的な移動体運用を可能とする、小規模導入に最適な業務用カーナビシステムだ。

物流、配送、回収業では同じルートを通るケースが多く、カーナビの走行軌跡が重要な機能となる。しかし、走行軌跡は「表示は行うが案内はされない」というケースが多く、ルート通り走行するには都度画面を確認する、あるいはある程度覚えている前提での確認用、といった使い方がこれまでは主流だった。

配走ヘルパーは、昭文社グループが長年培ってきたカーナビゲーション開発のノウハウを投入し、顧客からの要望が特に多かった「走行軌跡から作成したコースに対する案内」機能を低コストで実装した。走行軌跡を元に走行ルートと途中の案内地(経由地)を組み合わせたコースを作成し、通常のカーナビと同様に音声やイラストによる案内を実現。運転者の負担軽減、安全運転に貢献する。

また配走ヘルパーは、実装機能を要望の多いものに絞りパッケージ化することで、専用システムとして開発した場合と比較して大幅に導入コストを低減。事前に調整可能な設定項目についてヒアリングし、動作確認のとれた端末にインストール。届いたその日から取り付けて利用できる。

走行コース登録機能の画面イメージ《写真提供 昭文社ホールディングス》 コース案内機能の画面イメージ《写真提供 昭文社ホールディングス》 案内コース編集機能の画面イメージ《写真提供 昭文社ホールディングス》 通常ナビ機能の画面イメージ《写真提供 昭文社ホールディングス》