北米市場で販売される日産セントラ《photo by Nissan》

国際協力銀行は11月25日、日産自動車の米国金融子会社に、民間金融機関との協調で41億米ドル(約4300億円)を融資する契約を締結したと発表した。

日産の米国子会社のニッサンモーターアクセプタンスコーポレーション(NMAC)に対して「成長投資ファシリティ」を活用して日産ブランド車を対象とした自動車販売金融事業に必要な資金の一部を融資するもの。国際協力銀行分の融資額は20億ドル(約2100億円)。

日産の海外事業展開を金融面から支援するもので、自動車販売金融事業への支援を通じて、日本の自動車産業の国際競争力の維持・向上につなげる。