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国土交通省は11月20日、2019年度末(2020年3月末)のバス・タクシー車両やバスターミナルのバリアフリー状況を発表した。

2019年度末のバス車両のバリアフリー状況は、乗合バスのノンステップバス導入率が61.1%で、前年度末と比べて約2.3ポイントアップした。リフト付きバス導入率は5.2%で、0.1ポイントアップした。貸切バスのノンステップバス、リフト付きバスなどは1081台で68台増えた。

バスターミナルのバリアフリー化は、1日当たりの利用者数3000人以上の施設では95.1%と、前年度末比1.5ポイントアップした。

ユニバーサルデザインタクシーを含む福祉車両は3万7064台と、前年度末から8462台増えた。

国土交通省では、ノンステップバス、福祉タクシーの導入に対する財政的支援の実施などにより、今後も公共交通のバリアフリー化の実現に向けた取り組みを推進するとしている。