ステファン・ヴィンケルマン氏《photo by Lamborghini》

ランボルギーニ(Lamborghini)は11月18日、ステファン・ヴィンケルマン氏が12月1日付けで、社長兼CEOに復帰すると発表した。

ステファン・ヴィンケルマン氏は2005年1月、ランボルギーニの社長兼CEOに就任した。在任中の11年間、新車販売や収益性などの面で、ランボルギーニを成長軌道に乗せる功績を残した。

その後ヴィンケルマン氏は2016年2月、ランボルギーニの親会社、アウディの高性能車部門で、「RS」シリーズや『R8』などの開発を手がけるアウディ・クワトロ社(現アウディ・スポーツ)にCEOとして異動した。そして2018年1月には、ランボルギーニ、アウディと同じくフォルクスワーゲングループの傘下にあるブガッティの社長に就任していた。

今回のトップ人事は、ランボルギーニのステファノ・ドメニカリ会長兼CEOが退任し、2021年1月にフォーミュラワン・グループの社長兼CEOに就任することを受けたものだ。ステファン・ヴィンケルマン氏は、現職のブガッティ社長と、ランボルギーニの社長兼CEOを兼務する体制となる。

ステファン・ヴィンケルマン氏は、「ブガッティは、世界で最もパワフルかつエレガントで豪華なハイパースポーツカー。ランボルギーニは、卓越したデザインと革新性を備えた世界で最も高級なスーパースポーツカーだ。新しい挑戦を楽しみにしている」と述べている。

ランボルギーニ・ウラカン STO《photo by Lamborghini》 ブガッティ・シロン ・ピュルスポール《photo by Bugatti》