ゼンリンデータコムとファーストグループが業務提携《図版提供 ゼンリンデータコム》

ゼンリンデータコムとファーストグループは11月17日、業務提携を発表。両社が持つ資産・リソースを活用し、DX(デジタルトランスフォーメーション)でカーライフのトータルサポートをし、豊かなモビリティサービスの共創を目指す。

ゼンリンデータコムは、スマートフォンやカーナビ、PC等のさまざまな情報端末向けに、地図情報をベースとした付加価値の高いソリューションやナビゲーションサービスを提供し、そのユーザーの生活を支援する事業を展開している。

ファーストグループは、車購入・売却・整備・鈑金・保険・用品・シェアリング・MaaSなど、同業他社ユーザーとの協働をはじめ、世界中の個人や法人ユーザーの生活に欠かせないクルマを活用した「カーライフ」×「テクノロジー」によるグローバルカーライフテックサービスを提供する事業を展開している。

今回の業務提携により、ゼンリングループが保有する地図データや位置情報と、ファーストグループのカーライフテックサービスを連携。事業領域の拡大、拡充および新たなビジネスの構築を図っていく。

ゼンリンデータコムは、ファーストグループのカーライフAIプラットフォームとグローバルカーライフテックサービスにて、地図情報をベースとした高付加価値位置情報活用サービスの創出の検討を行う。一方、ファーストグループは、ゼンリンデータコムが提供する地図情報を用いた、グローバルカーライフテックサービスを提供する事業の強化の可能性を検討。今後も両社はDXでカーライフのトータルサポートをし、豊かなモビリティサービスの共創を目指した検討を進めていく。