イトヨタインシュアランスマネジメントのタリア支店Mario La Femina CEO《画像提供 あいおいニッセイ同和損害保険》

あいおいニッセイ同和損害保険は10月16日、欧州子会社が開発したテレマティクス自動車保険「ウィハイブリッド・インシュアランス」がイタリア「インシュアテックサミット2020」の個人向け商品部門で最優秀賞を受賞したと発表した。

あいおいニッセイ同和損保はテレマティクス技術と保険の融合に強みを持つ保険会社として、グローバルにテレマティクス自動車保険の販売を展開している。欧州では子会社のトヨタインシュアランスマネジメントがトヨタの欧州ディストリビューターと連携して、トヨタ、レクサスのコネクティッドカー向けテレマティクス自動車保険を開発、販売している。

今年9月からトヨタのハイブリッド車向けテレマティクス自動車保険「ウィハイブリッドインシュアランス」を、イタリアで販売開始した新型「ヤリスハイブリッド」で取り扱いを始めた。今回、テレマティクス技術を活用した革新的な自動車保険として、イタリア「インシュアテックサミット2020」にノミネートされ、最優秀賞を受賞した。

ウィハイブリッドインシュアランスは、トヨタのコネクティッドカーから取得した走行データを活用し、EVモード走行(電気モーター走行)時の保険料を無料にするテレマティクス自動車保険で、ドライバーに緩やかなアクセル・ブレーキ操作を促し、燃費向上効果につなげることを想定して開発した。

Italian Insurtech Summit 2020《画像提供 あいおいニッセイ同和損害保険》