メルセデスベンツ Eクラスクーペ/カブリオレ《写真提供 メルセデス・ベンツ日本》

メルセデス・ベンツ日本は10月5日、大幅刷新となる『Eクラス クーペ/カブリオレ』改良新型を発表し、予約注文の受付を開始した。

価格はクーペが832万円から1305万円、カブリオレが871万円から1364万円。納車は10月から順次開始する予定だ。

◆エクステリアデザインをシャープでダイナミックな印象に一新

Eクラスクーペは、流れるように美しいルーフライン、そのラインが流れ着く大胆で力強いリアエンドを踏襲している。フロントセクションから低く立ち上がるAピラーと、高い位置を走るベルトラインとサッシュレスドアにより、メルセデスクーペ伝統のプロポーションを形成。シンプルかつ官能的、美しくエレガントなエクステリアを表現するとともに、スポーティかつ力強さも強調している。

Eクラスカブリオレはクーペのボディデザインをベースとし、ソフトトップを閉じている時は流れるように美しいクーペのようなスタイリング、開けた時にはカブリオレならではの伸びやかなプロポーションが目を惹く。また、11色のエクステリアカラーと4色のソフトトップカラー、6種類のインテリアの組み合わせることで、自分だけのファッション性の高い車に仕上げることもできる。

またフロントエンドのヘッドライトに、最新のメルセデススポーツモデルに共通する、上下方向に薄く、わずかに切れ上がるデザインを採用する。ラジエーターグリルは下部が広がる台形となるとともに、クローム仕上げのダイヤモンドグリルを採用。バンパー下部左右に2本のフィンを配置するなど、シャープでダイナミックな印象を強めている。

◆新世代ステアリングホイールを初採用

インテリアでは、メルセデスベンツ初となる新世代ステアリングホイールを採用した。3本のツインスポークを採用し近未来的なスポーティさを演出。また、ナビゲーションやインストゥルメントクラスター内の各種設定、安全運転支援システムの設定をすべて手元で完結できる機能も備える。

さらにディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、新たにリムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用。ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることを認識し、ディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手を向上させた。

◆対話型インフォテインメントシステム「MBUX」にARナビゲーションを採用

インフォテインメントシステムは、12.3インチの大型ワイドスクリーン2画面を標準装備する。また、自然対話式音声認識機能を備えた、対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」を採用。人工知能(AI)による学習機能により、特定のユーザーに適応する個別対応能力を備える。

ボイスコントロールは「ハイ、メルセデス」をキーワードとして起動。音声認識機能はインフォテインメント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ、気象情報)に加え、クライメートコントロール、各種ヒーター、照明など多様な便利機能にも対応する。また、音声認識だけではなく、タッチスクリーン、ステアリングホイールにあるタッチコントロールボタン、センターコンソールにあるタッチパッドでも様々な操作ができる。

加えて、ARナビゲーションを採用。従来、目的地を設定して行先案内をする場合、地図上に進むべき道路がハイライトされるが、それに加えて、車両の前面に広がる現実の景色をナビゲーション画面の一部に映し出し、進むべき道路に矢印を表示。より直感的にどの道路に進むべきかを判断できる。

◆最新の安全運転支援システムを搭載

メルセデスベンツ最新の安全運転支援システムを全モデルに標準装備。「アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付)」は、右折時に対向直進車と衝突する危険がある場合、10km/h以内であれば自動ブレーキが作動する。

また、停車時にドアを開けようとした際、後方から障害物が迫っている場合の警告機能を採用。2km/h以上で後方から歩行者や自転車、自動車などが近づいている場合、ドアミラー外側にある警告表示灯が赤く点灯し、さらに乗員がドアハンドルに手をかけた場合、音と表示で警告する。

さらにテレマティクスサービス「メルセデス ミー コネクト」を標準設定。「24時間緊急通報サービス」などを最長10年間無償で提供する「安心安全サービス」、Send2Carなどを3年間無償で提供する「快適サービス」、メルセデスベンツ24時間コンシェルジュサービスを1年間無償で提供する「おもてなしサービス」の3つで構成する。

◆ISGや48V電気システムなど最新技術を投入した多彩なパワートレイン

E200各モデルは、最高出力184ps/最大トルク280Nmを発生する1.5リットル直列4気筒直噴ターボエンジンン「M264」に加え、48Vマイルドハイブリッド「BSG(ベルト ドリブン スターター ジェネレーター)」などの新技術を採用。回生ブレーキ等により発電した電気を約1kWhのリチウムイオン電池に蓄電し、振動の少ないエンジン始動、滑らかで力強い加速、素早いギアシフトなど、必要に応じて最大トルク160Nmの動力補助を行い、燃費低減効果だけでなく、パワートレインの総合性能を引き上げる。

E300各モデルにはツインスクロールターボチャージャーと可変バルブリフトシステムにより性能を高めた2.0リットル直列4気筒直噴ターボエンジンン「M264」(最高出力258ps/最大トルク370Nm)を、E450 4MATIC各モデルには3.0リットル直列6気筒直噴ターボエンジン「M256」(最高出力367ps/最大トルク500Nm)+48Vマイルドハイブリッド「ISG(インテグレーテッド スターター ジェネレーター)」を搭載する。

また高性能モデルとして、「メルセデスAMG E53 4MATIC+」もラインアップ。最高出力435ps/最大トルク520Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒直噴ターボエンジン「M256」+48Vマイルドハイブリッド「ISG」に加え、低回転域で過給を行う「電動スーパーチャージャー」を搭載。あらゆる回転域で 俊敏なエンジンレスポンスを実現する。

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