F1トスカーナGP《Photo by Bryn Lennon/Getty Images Sport/ゲッティイメージズ》

イタリア・トスカーナ州にあるムジェロサーキットで11日、F1第9戦トスカーナGPが開幕。フリー走行2回目はバルテリ・ボッタス、ルイス・ハミルトンの順でメルセデスがワンツー。それにレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン、アレクサンダー・アルボンが続いた。

ベルギーのスパ・フランコルシャン、イタリアのモンツァと続いた今シーズン3度目の3連戦は、ここイタリア・ムジェロサーキットで開催されるトスカーナGPで幕を閉じる。ムジェロサーキットはフェラーリが所有するサーキットで、F1グランプリを開催するのは今回が初めて。そしてフェラーリは自社所有のサーキットでF1通算1000戦目のグランプリを迎え、1950年当時の初参戦時のカラーリングを忠実に再現してトスカーナGPに臨んできた。

フリー走行1回目はバルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)2番手、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が3番手と、3チームがトップ3を分け合う結果となった。フリー走行2回目は、セッションの半分が過ぎた辺りからソフトタイヤでのタイムアタックが始まり一気にタイムが上昇。残り40分でボッタスが1分16秒989のトップタイムを記録し、ハミルトンも1分17秒196でそれに続いた。フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)も同じタイミングでタイムを出してきたがわずかに及ばず。セッション後半は決勝を見据えたロングランが行われたため、これ以上タイムは更新されず、ボッタス、ハミルトンによるメルセデスのワンツーでセッションが終了した。

ホンダ勢は3番手にフェルスタッペン、4番手にアルボンとメルセデスに次ぐ結果。前戦優勝のピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)は8番手。ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)は15番手だった。

記念すべき1000戦目を迎えたフェラーリはルクレールが10番手、セバスチャン・ベッテルが12番手の結果だった。


■トスカーナGP フリー走行2回目結果
1. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分16秒989
2. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分17秒196
3. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分17秒235
4. アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)/1分17秒971
5. ダニエル・リカルド(ルノー)/1分18秒039
6. エステバン・オコン(ルノー)/1分18秒115
7. セルジオ・ペレス(レーシングポイント)/1分18秒198
8. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)/1分18秒244
9. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分18秒385
10. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分18秒400
11. ランス・ストロール(レーシングポイント)/1分18秒462
12. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)/1分18秒498
13. カルロス・サインツ(マクラーレン)/1分18秒651
14. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分18秒658
15. ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)/1分18秒736
16. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分18秒843
17. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分18秒944
18. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)/1分18秒983
19. ケビン・マグヌッセン(ハース)/1分19秒113
20. ロマン・グロージャン(ハース)/1分19秒257

F1トスカーナGP《Photo by Rudy Carezzevoli/Getty Images Sport/ゲッティイメージズ》 F1トスカーナGP《Photo by Claudio Giovannini - Pool/Getty Images Sport/ゲッティイメージズ》 F1トスカーナGP《Photo by Rudy Carezzevoli/Getty Images Sport/ゲッティイメージズ》 F1トスカーナGP《Photo by Bryn Lennon/Getty Images Sport/ゲッティイメージズ》 F1トスカーナGP《Photo by Mark Thompson/Getty Images Sport/ゲッティイメージズ》 F1トスカーナGP《Photo by Miguel Medina - Pool/Getty Images Sport/ゲッティイメージズ》 F1トスカーナGP《Photo by Rudy Carezzevoli/Getty Images Sport/ゲッティイメージズ》 F1トスカーナGP《photo by Ferrari》