GMは9月8日、ウーバー(Uber)と提携を結び、ウーバーのドライバーがEVに乗り換えることを支援すると発表した。ライドシェア業界において、ゼロエミッションへの移行を促進するのが狙いだ。
米国とカナダのウーバーのドライバーには、GMのシボレー『ボルトEV』の2020年モデルを購入する際、GMの従業員と同じ割引が適用される。
また、ウーバーの米国のドライバーには、自宅に設置する充電システムなどを、2割引きの価格で購入できる。ウーバーのベテランドライバーに対しては、GM フィナンシャルのパイロットプログラムを通じて、低利の融資が受けられる。
シボレーボルトEVは長年、ライドシェアのドライバーに恩恵をもたらしてきた。 GMのデータによると、ライドシェアドライバーがボルトEVを使用した場合、従来のガソリン車と比較して、メンテナンスコストが大幅に引き下げられるという。
GMは、今回の発表は、幅広くEVの普及を加速するという取り組みと、電気を使用しない排出ガスゼロの未来の実現を目指すもの、としている。
GMとウーバーが提携…ドライバーのEVへの乗り換えを支援
2020年09月11日(金) 13時30分
関連ニュース
- 鉱山向け超大型ダンプを燃料電池で動かす、GMとコマツが共同開発へ (12月13日 14時00分)
- 米ビッグ3 同時スト終結へ---GMも 「25%賃上げ」暫定合意[新聞ウォッチ] (11月01日 08時45分)