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帝国データバンクは9月3日、新型コロナウイルスの影響を受けたとして業績予想の下方修正した上場企業は8月31日までに累計1066社と、1000社を超えたと発表した。そのうち半数以上が製造業だった。

業績予想の修正に関する適時開示情報を発表した上場企業のうち、新型コロナウイルスの影響が含まれ、業績を下方修正した企業について集計した。

1066社が下方修正したことで減少した売上高の合計は約9兆6264億8400万円と、10兆円に迫っていいる。新型コロナウイルス感染拡大に収束のメドがたたない中で、全国の関連倒産は500件近くとなっており、今後、事業停止や休廃業の選択を迫られるケースが増えることが予想される。

業種別では、修正企業が最も多いのは製造業で340社。修正額の合計も最大で、4兆9828億2700万円と、全体の半分以上を占めた。次いで多かったのはサービス業で213社。修正額は3674億2500万円。

コロナ理由で業績修正した業種別企業数《資料提供 帝国データバンク》