メルセデスベンツ ビアノ

メルセデス・ベンツ日本は8月27日、メルセデスベンツ『ビアノ』など3車種について、燃料ポンプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのはメルセデスベンツ「ビアノ」、「ビアノ 3.2」、「V350」の3車種で、2003年11月21日から2014年6月30日に輸入された9863台。

燃料タンクに装着されている燃料ポンプにおいて、車両搭載時の組み付けが不適切なため、リターンノズルに引張力がかかっているものがある。そのため、使用過程での負荷によりリターンノズルに亀裂が生じ、燃料が漏れるおそれがある。

改善措置として、全車両、燃料ポンプと燃料ホースを新品に交換し、適切に組み付ける。

不具合は133件発生、事故は起きていない。市場からの報告および国土交通省の指摘によりリコールを届け出た。

改善箇所《画像提供 国土交通省》