スズキ・アルト (インド仕様)《photo by Suzuki》

スズキは8月28日、2020年7月の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表。主力市場のインドにおける販売台数が6か月ぶりのプラスとなった。

世界販売台数は同6.2%減の20万7951台。7か月連続のマイナスながら、5月の73.0%減から大きく改善した。国内販売は同10.6%増の5万8869台。軽自動車は同11.4%増の4万8754台、登録車は同6.9%増の1万0115台。いずれも10か月ぶりのプラスとなった。海外販売は同11.5%減の14万9082台で7か月連続のマイナスとなったが、主力市場のインドは同1.8%増の10万台で6か月ぶりのプラスに転じた。

世界生産台数は、同10.4%減の22万9909台となり、7か月連続のマイナスとなった。国内生産は国内向け、輸出向けがともに増加し、同25.5%増の9万6602台で2か月連続で前年実績を上回った。海外生産はインドなど主要地域で減少し、同25.8%減の13万3307台で7か月連続のマイナスとなった。

輸出は欧州向けが増加し、同44.2%増の2万0250台で2か月連続のプラスだった。

スズキ・スイフト(インド仕様)