デンソーは7月31日、2020年4〜6月期(第1四半期)の連結決算を発表。営業損失1066億円となったものの、通期では営業利益1000億円を確保する見通しだとした。
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う車両販売の減少により、売上収益は前年同期比42.2%減の7651億円となった。営業損失は、操業度の落ち込みにより1066億円(前年同期は691億円の利益)、税引前損失は922億円(同858億円の利益)。純損失は901億円(同572億円の利益)となった。
未定としていた今期の連結業績見通しは、売上収益4兆5400億円(前期比11.9%減)としたものの、自動車需要の回復や合理化などによる生産性工場により、営業利益1000億円(同63.7%増)、税引前利益1310億円(同46.2%増)、純利益750億円(同10.1%増)を確保するとした。
デンソー 2020年4-6月期決算、営業赤字1066億円…通期は生産性向上で営業利益1000億円確保へ
2020年08月03日(月) 08時30分
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