シボレー・シルバラード《photo by Chevrolet》

GM(General Motors)は7月29日、2020年上半期(1〜6月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は292万2639台。前年同期比は23.4%減と、引き続き前年実績を下回った。

国別の上半期実績では、中国が117万5352台にとどまり、前年同期比は25%減と、2年連続のマイナスだった。

地元の北米は上半期、128万4212台を販売した。前年同期比は22.2%減と、2年連続で前年実績を割り込む。このうち、地元の米国では、21.4%減の111万0824台を売り上げた。シボレーブランドでは、SUVの『エクイノックス』が28.7%減の12万4251台と後退。フルサイズピックアップトラックの『シルバラード』は、4.1%増の20万2390台と好調だ。EVの『ボルトEV』も、1.1%増の8371台と堅調だった。

南米は上半期、18万9367台を販売した。前年同期比は40.4%減と、減少傾向にある。欧州はオペルのPSAグループへの売却以降、販売は減少しており、上半期は183台にとどまる。前年同期比は90.9%減だった

ロシアなど、その他の世界市場では上半期、27万3525台を販売した。前年同期比は1.5%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。

GMの2019年の世界新車販売台数は、771万7930台。前年比は8%減と、3年連続で前年実績を下回っている。

シボレー・ボルトEV《photo by Chevrolet》 シボレー・エクイノックス《photo by Chevrolet》