三菱自動車は7月27日、欧州向け新商品の投入を凍結すると発表した。新中期経営計画「スモール・バット・ビューティフル」に盛り込んだ。
同社は業績不振を受けて策定した新しい中期経営計画で「選択と集中」を徹底することにした。集中する市場はシェアの高いASEANとする一方で、競争が激しく成長が見込めない欧州事業を段階的にに縮小する。
欧州市場向け新商品の投入を停止し、排ガスなどの環境規制に適合しなくなるモデルの販売を取り止めるため、事実上、欧州市場から撤退することになる。アフターサービスは継続する。
同社の欧州での2019年度の販売台数は21万5000台だった。
三菱自動車、欧州市場への新型車投入を凍結
2020年07月28日(火) 09時08分
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