LiDAR物体認識ソフトによる解析データ《写真提供 ZMP》

ZMPは7月16日、首都高速道路全線(約327.2km)走行時のカメラ映像・LiDARデータ・車両情報からなる自動運転AI用データセットを販売開始すると発表した。

走行データ取得ソリューション「RoboTest」で提供してきたノウハウを生かして走行ルートや走行シーン、車体情報、周辺環境情報をピックアップして「RoboTest Car」を首都高を走行させて取得したデータをセットにした。

提供するデータは、車両の前方・後方・左右サイドミラーに設置したカメラの動画データ、GPS・IMUデータ、温度・湿度・照度データ、ステアリング角度、車速などの物理値に変換した車両CANデータ、車両上部に搭載した3D-LiDARを活用した距離情報、点群データ・物体認識結果を含む。

走行時間15時間以上、走行距離約300km、データ量2.5TB以上のデータ量で、データ分析、機械学習や自動運転車の開発での利用を想定している。

価格は200万円(消費税別)で9月末からデータ納品を開始する。

RoboTest Carのイメージ《写真提供 ZMP》 前方カメラの画像《写真提供 ZMP》 後方カメラの画像《写真提供 ZMP》 左側方カメラの画像《写真提供 ZMP》 右側方カメラの画像《写真提供 ZMP》