国土交通省は7月6日、豪雨被害を受けた熊本県、鹿児島県の一部地域を使用の本拠とする自動車検査証(車検証)の有効期間を延長すると発表した。
豪雨災害による被害に伴って、被災地域に使用の本拠を置く自動車は、継続検査を受けることが困難で、自動車検査証の有効期間が切れ、使用に支障が生じるおそれがある。このため、対象地域で、7月4日から7月19日までの自動車について7月20日まで自動車検査証の有効期間を伸長する。
対象地域は熊本県が八代市、人吉市、水俣市、上天草市、天草市、芦北町、津奈木町、錦町、多良木町、湯前町、水上村、相良村、五木村、山江村、球磨村、あさぎり町で、鹿児島県が阿久根市、出水市、伊佐市、長島町。
継続検査を受検するまでに保険契約期限が到来する自賠責保険(共済)契約については、継続契約の締結手続きが7月20日を限度に猶予される。
熊本県と鹿児島県で車検証の有効期間を延長---令和2年7月豪雨
2020年07月07日(火) 08時45分