ボルボXC40《photo by Volvo Cars》

ボルボカーズ(Volvo Cars)は7月2日、2020年上半期(1〜6月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は26万9962台。前年同期比は20.8%減とマイナスに転じた。

市場別では欧州が上半期、12万3035台を販売。前年同期比は29.5%減と後退した。中国では上半期、6万5741台を販売。前年同期比は3.0%減と、減少に転じた。しかし6月単月では、前年同月比14.1%増と2桁増を達成する。

米国では上半期、4万3225台を販売。前年同期比は、13.7%減と後退した。しかし、6月単月では、前年同月比4.5%増と前年実績を上回った。その他の世界市場では、21.9%減の3万7931台を販売した。

車種別の上半期販売実績では、『XC60』が7万8761台を売り上げ、引き続きボルボカーズの最量販車に。ただし、前年同期比は19%減とマイナスに転じた。『XC40』は6万8359台を売り上げ、前年同期比は10.5%増と2桁の伸び率。『XC90』は3万7918台にとどまり、前年同期比は20.7%減と、3年ぶりに前年実績を下回った。

ボルボカーズの2019年の世界新車販売台数は、過去最高で初の70万台超えとなる70万5452台。前年比は9.8%増と6年連続で前年実績を上回っている。

ボルボXC60《photo by Volvo Cars》 ボルボ XC90 改良新型《photo by Volvo Cars》