予約制駐車場「B」《画像:タイムズ24》

タイムズ24は6月23日、予約制駐車場サービス「B」のネットワーク拡大を目的として、東京海上日動火災保険と業務提携契約を締結したと発表した。

タイムズ24は、必要な時に必要な時間、クルマをとめることができる環境をつくるため、時間貸駐車場「タイムズパーキング」や予約制駐車場サービス「B」を展開。その数は現在、63万台を超える規模となっている。

予約制駐車場サービス「B」は、2016年8月にサービスを開始。以降、個人宅の空きスペースや企業の駐車場などを費用負担なく手軽に登録・収益化できることや利用手続きがすべてWEB上で完結する手軽さから、駐車場の登録数は年々増加している。しかし、イベント開催時の会場や駅周辺、住宅地等の駐車場が不足しているエリアは数多くあり、駐車場を探すためのうろつき走行による渋滞や路上駐車等が発生することもある。

今回の業務提携では、これらの交通問題に対して、東京海上日動が全国に有する事業所や約5万店の保険代理店、および法人・個人顧客などの豊富なネットワークを活用し、空きスペースを予約制駐車場「B」に登録してもらうことで、不足する駐車場の確保につなげていく。さらに、両社のノウハウを活用することで、駐車場の確保だけでなく、駐車場のオーナーおよび利用者が安心して利用できるよう、予約制駐車場やMaaS領域におけるリスクの調査や保険・サービスの研究開発の検討も進めていく。

予約制駐車場「B」《画像:タイムズ24》