ZMPは6月19日、ロボット・自動運転シミュレーター「RoboSim(ロボシム)」を動画にて公開した。
高齢化社会における人手不足の課題、そして、昨今の新型コロナウィルスの感染拡大に伴う非接触のサービスへのニーズから、ロボット・自動運転の早期社会実装が求められている。
RoboSimは、ロボット・自動運転車両の走行や挙動を仮想空間上で実現できるシミュレーター。歩道を走行する一人乗りロボ「RakuRo(ラクロ)」、宅配ロボ「DeliRo(デリロ)」、警備・消毒ロボ「PATORO(パトロ)」、車道を走行する小型EVバス「RoboCar Mini EV Bus」、ミニバンタイプ「RoboCar MiniVan」、SUVタイプ「RoboCar SUV」など、ZMPが手掛けるロボット・自動運転車両は、市街地を再現したRoboSim上の街を、自動運転コンピューターIZACに実装されたアルゴリズムにより交通ルールに従って走行する。
現在公道走行が許可されていない無人で走行する宅配ロボ「デリロ」や警備・消毒ロボ「パトロ」も、シミュレーター上であれば公道(歩道)を走行させることができ、自動運転アルゴリズムの検証が可能となる。また、実環境を模した環境での運用により、利用者のニーズに合わせたサービスの検討やオペレーションの検討も可能となる。
ZMP、ロボット・自動運転シミュレーター『RoboSim』
2020年06月22日(月) 11時00分
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