(イメージ)《イラストAC》

JAF(日本自動車連盟)は6月16日、高齢者の安全運転継続を応援する「エイジド・ドライバー総合応援サイト」に「耳」のチェックとトレーニングコンテンツを新たに公開した。

エイジド・ドライバー総合応援サイトは、高齢ドライバーが少しでも長く、楽しくいきいきと安全運転を続けてもらうことを目的として公開。専門家監修のもと、自身の状況を意識してもらうための「チェック」、老化防止のための「トレーニング」、専門家からのアドバイスを紹介する「ワンポイント動画」、「高齢者講習情報」の4項目で構成している。今回、聴覚と認知機能の間に深い関わりがあるという専門家の知見をもとに、聴覚(耳の機能)をテーマとして、「チェック」と「トレーニング(2種)」を新規公開した。

「耳のチェック」では、普段の生活における「耳の聞こえ方」についてチェックを行う。いくつかの質問に「はい」または「いいえ」で答え、4段階で耳の機能を判定する。

「ルート案内認識力トレーニング」では、ルート案内の音声を聞きながら画面上の地図を見て、案内どおりに進むとどこに到着するのかを覚える。「同じ音探し聴覚認知力トレーニング」では、音の変化、音程、メロディなどを覚え、 選択肢の中から覚えた音と同じ音を探す。

JAFでは、高齢ドライバーだけでなく、家族とともににこれらのコンテンツを繰り返し行うことで、認知機能の維持・老化防止の一助としてもらい、交通事故防止につなげていきたいとしている。