ポルシェジャパンモータースポーツ2020シーズン《画像:ポルシェ・ジャパン》

ポルシェジャパンとポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパンおよびポルシェスプリントチャレンジジャパン(PSCJ)の2020シーズン新スケジュールを発表。モータースポーツ活動を再開する。

今年で20シーズン目を迎えるPCCJは、『911 GT3カップ』で争われる「世界最速のワンメイクシリーズ」として知られる。一方、PSCJはPCCJへのステップアップカテゴリーとして2010年に「ポルシェGT3カップチャレンジジャパン」として創設。昨シーズンにデビューした『718ケイマンGT4クラブスポーツ』のためのGT4クラス導入に伴い、名称も新たにPSCJとして生まれ変わった。

今季、PCCJおよびPSCJシリーズの開催については、未だ世界的影響が続いている新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大により、4月11日・12日に岡山国際サーキットにて開催を予定していたPCCJ開幕戦および第2戦をはじめ、5月3日・4日(富士スピードウェイ)の第3-4戦、5月30日・31日(鈴鹿サーキット)の第5-6戦を延期。新型コロナウイルス感染拡大の明確な収束時期が予測できないことから、新たなスケジュールの決定に時間を要していた。

しかし5月末の政府発表による緊急事態宣言の全国的解除や、これに伴った国内での各種社会活動の段階的再開などを慎重に考慮した結果、2020シーズンのポルシェジャパンによるモータースポーツ活動を再開することを決定した。

PCCJは6月27-28日に岡山国際サーキットで開幕(第1-2戦)。以降、第3-4戦は7月25-26日にスポーツランドSUGOで、第5-6戦は8月1-2日に富士スピードウェイで、第7-8戦は9月19-20日にツインリンクもてぎで開催する。

PSCJは3月29日に開幕戦(第1-2戦)をすでに岡山国際サーキットで開催しているが、5月17日にスポーツランドSUGOで予定していた第3-4戦の延期日程および8月以降のスケジュールについては、引き続き調整中。第5-6戦は7月12日にツインリンクもてぎで開催することを決定している。

911 GT3 Cup(ポルシェカレラカップ ジャパン)《画像:ポルシェ・ジャパン》 718ケイマンGT4クラブスポーツ(ポルシェスプリントチャレンジ ジャパン )《画像:ポルシェ・ジャパン》 ポルシェジャパンジュニアドライバー、石坂瑞基(PCCJ)《画像:ポルシェ・ジャパン》 ポルシェジャパンジュニアドライバー、大草りき(PSCJ)《画像:ポルシェ・ジャパン》 ポルシェジャパンジュニアドライバー、石坂瑞基(左)、大草りき(右)《画像:ポルシェ・ジャパン》