アイサンテクノロジーは、トヨタマップマスターおよび三英技研とともに、「走行軌道生成装置、走行軌道生成方法、走行軌道生成プログラム、及び、記録媒体」の特許を共同取得したと発表した。

例えば、高速道路や国道等のように、車線で区切られた複数の走行レーンがある場合、同じ道路上のカーブでも内側と外側とでは曲率は大きく異なる。周辺道路環境によって実際に走行する軌道はレーン単位で異なることが多いのが実情だ。運転支援や自動運転支援では、現在位置情報と目的位置情報とに基づいて、走行ルートを算出する技術を用いるが、快適性や安全性を考慮すると、複数の走行レーンがある場合、走行レーン毎に異なる走行軌道を生成することが有効となる。

今回の発明では、これらの課題を解決するために、走行レーン毎に最適な走行軌道を生成できる走行軌道生成装置、走行軌道生成方法、走行軌道生成プログラム、および、記録媒体を提供することを目的としたもの。これにより、運転支援や自動運転支援にて、乗員の快適性をより向上させることや、自動運転システムへの最適な走行経路の提供が可能になる。