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警察庁が5月15日に発表した2020年1〜4月の犯罪統計によると、乗り物盗の認知件数が前年同期比11.9%減の4万6562件と大幅に減少した。

このうち、自動車盗の認知件数は同18.5%減の2009件と2割近く減った。新型コロナウイルス感染拡大防止で外出を自粛していたことが影響していると見られる。検挙件数は同51.6%減の664件と低調で、検挙率は22.5ポイントダウンして33.1%だった。検挙人数は196人で、このうち外国人が10人。

都道府県別で自動車盗の認知件数が最多となったのは茨城で341件、次いで大阪で299件、千葉の268件と続く。

オートバイ盗の認知件数は同16.9%減の3170件だった。検挙件数は同4.1%減の518件で、検挙率が2.1ポイントアップの16.3%となった。自転車盗の認知件数は同11.2%減の4万1383件だった。