BMW C400X

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は5月13日、BMWモトラッドのミドルサイズスクーター『C400GT』および『C400X』のスロットルケーブルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2018年8月15日〜2019年12月20日に製造された652台。

今回、スロットルケーブルの防水設計が不適切なため、雨水等が浸入することがあることが判明。低温時に浸入した水が凍結し、最悪の場合、アクセルグリップが戻らず、原動機の回転が下がらなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、スロットルケースに水抜き用穴を開け、ケーブルの防水処理を行う。

不具合および事故は起きていない。ドイツ本国からの情報によりリコールを届け出た。

改善箇所《画像:国土交通省》