水素ステーション 完成予想図《画像:アイシン精機》

アイシン精機は、同社の関連子会社である光南工業が日本水素ステーションネットワーク合同会社(JHyM)と共同で、愛知県刈谷市に水素ステーションを開設することを決定したと発表した。

光南工業は、石油・ガスのエネルギー販売と同社のガスヒートポンプエアコン(GHP)の空調工事・機器販売を軸に事業を展開。また、将来のエネルギーの脱炭素化を視野に入れ、今回の水素ステーション開設を機に、石油由来からクリーンなエネルギーへの転換を推進する事業への参入を進めていく。

また、エネルギー使用の削減と水素を中心としたクリーンエネルギーの活用を進めるため、同社と刈谷市に本社を置くトヨタグループ各社は、従業員の通勤バスとして燃料電池バス「SORA」の導入を検討している。

光南工業では、水素ステーションの2021年4月開業を目指し、準備を進めていく。